2020年はコロナ禍(COVID-19)で世界中が大変な状況に見舞われた。そしてそれは未だに収束に向かってはいない状況だ。
ただし、それでも、感染したときの対処方法や、どうすれば感染が防げるのかといったことなどは徐々に明らかになってきていて、昨年の今ごろの何もわからない恐怖に困惑する状態からは脱し始めているのではないだろうか。まだまだ数は足りていないがワクチン接種も広まってきているし。
そんな中、プロスポーツの世界も昨年は試合ができない状況も長く続いて、選手たちは大変だったろうと思う。ゴルフの世界でも、かなりの試合が中止に追い込まれ、日本のツアーは女子も男子も2020年と2021年をひとつのシーズンとしてまとめて扱うということになった。その2021年になっての女子ツアー(JLPGA)の初戦。これはおなじみの沖縄で開催される「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(3月4日〜3月7日)」だが、ついにここで有観客での試合開催がアナウンスされたのだ。
昨年開催の試合は全て無観客だったけれども、1日あたり1,000人を原則としてギャラリーの入場をおこなうそうだ。とはいえ首都圏の緊急事態宣言が3月7日に解除されるかどうかというところでもあり、基本的には沖縄在住の方々の来場がほとんどということではあるのだろうな。
でもこれは選手にとって見ると試合中の大きな励みにはなるよね。まずはそこからのスタートということで、これがこの先徐々に広がっていくといいなと思う。
ただ既に第2戦、第3戦、第5戦が無観客での開催ということが決まっているので(開催されるだけ昨年よりいいわけだが)、様子を見つつという状況であることに変わりはないのだろう。
ひとまず1歩だ。