先日、久しぶりに会った友人と打ちっぱなしに行ってきた。
その時その友人が使っていたアイアンが見たこともないモデルで、いったいこれは何だろう、と。
聞くと古いモデルのPINGのアイアンで、好きな人はいまだに使っているというものらしい。そのモデルは「ZINGアイアン」。まずは写真を見てもらおう。
この画像はEbayに出品されているものを拝借した。このようにオークションとか中古ショップなどではまだまだ取扱いのあるアイテムのようだが、といって価格帯がコレクション価格になったりもせず、とてもお買い得に手に入れることはできるようだ(セットで1万円前後)。
で、あんまり気になったので打たせてもらったところ、これが驚きの性能だった。
とにかく曲がらないのだ。こんなに真っ直ぐ飛びだして曲がらない弾道を見るのははじめてと言うぐらい真っ直ぐなのだ。
いったい何なのだろう。
調べると、PINGの創業者であるカーステン・ソルハイムが生み出した名作アイアン「EYE2」の後継モデルとして登場したのが「ZING」なのだとか。4方向に重量配分をするためにフェース裏側の四隅がひょこっと飛び出したような形になっているのが特徴で、これによりスイートスポットが広くなり且つ高い直進性を生んでいるとのこと。
打ちながら思ったことは、こんなに素晴らしいのにどうして今この形が生き残っていないのだろうか、ということ。そこはまあ色々な要素があるのだろうけれども、多少打ち込んでいかないと球が上がりにくいかなと思うことがあることや、横に曲がらなくても縦の距離感を調節するのは少し難しいかなと感じたので、そのあたりに何か理由でもあるのかもしれない。
とはいえ、ドライバーやパターだけではなく、PINGのアイアンも気になってきたので、最新モデルではどうなんだろうかと調べてみたくなってしまった。
今度試打してみようかな。