タイガー・ウッズの復帰とギャラリーのマナー

この文章を書いている今現在、アメリカのPGAではザ・ホンダ・クラシックが開催中。

既に最終日の第4ラウンドが始まっており、注目のタイガー・ウッズはスタートはこれからなので、第3ラウンド終了時の順位になるのだが、イーブンパーの11位タイだ。トップはルーク・リストで7アンダーなので、7打差にどこまでタイガーが食い込めるか。



さて、この試合を観ている限りは今季はタイガーは復調してきたとみてもいいのかもしれない。少なくとも予選をしっかりクリアしつつ上位争いに顔を出してくることが当たり前の状況になってくれば、今シーズン内での優勝もあるかもしれないな、と。

で、このタイガーに関する話題では、先週のジェネシス・オープンで少々一悶着あったようだ。

【記者の目】ジャスティン・トーマスが観客に詰め寄ったのは必然 米ツアーの観戦マナーに問題アリ

要するにタイガーのファンがマナーを守らずプレーに影響を与えてしまっているのでは、ということと、同組の他の選手にまで迷惑をかけることになってしまっているってことのようだ。

プロの試合だからギャラリーは大切にしたい。その一方で選手は記事にもあるように1打の差が賞金額やランキングに影響を与えてくるのだから、騒々しい中では落ち着いてプレーできず、スイングがおかしくなることもあるだろう。

地道な啓蒙しかないのだろうか。

日本では石川遼フィーバーの時も似たようなことがあったかな。フィーバーの頃とは違っても、いまでもツアーに出場すればぞろぞろとついてくるギャラリーは恐らく一番多いよね。

それから日本では女子プロツアーの方がゴルフそのものよりもプレーヤー個人が人気が出て、マナーを知らないギャラリーが押し寄せるってこともあるだろう。

もっともっとゴルフってこういうものだよって知って欲しいよね。

話が変わるんだけど、今日平昌オリンピックが閉幕した。その中ではさまざまな競技が盛り上がったけれども、長い期間にわたって注目されたのは試合数も多いカーリング女子ではなかったか。そんなカーリングのゲームを見ていると、1投1投がとても神経を使う繊細なものだなと。ある意味ゴルフでのパッティングのようなものともいえるかも。そう考えるとゴルフのパッティングは「お静かに」と、グリーンまわりがシーンとした中でおこなわれるのがほとんどだけれども、カーリングは会場内が常にザワザワしていて、よくああした雰囲気の中で意識を集中させてショットできるなあと。

ゴルファーもむしろそういう雰囲気に慣れた方がいいのかな。
いや、まあ、それはないよね。
そだねー。

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