ゴルフに興味を持ったのは。

はじめまして。
これから趣味のゴルフについて色々と書いていこうと思う。
まずはどうしてゴルフに興味を持ったのか、から。

ゴルフについては小学生の頃から関心があった。
そのきっかけは漫画である。でも「猿」ではない。

ゴルフに漫画で興味を持ったと話すとたいていの人が「猿?」と聞いてくるのだけれど、「プロゴルファー猿」はあまり好きではなく、ほとんど読んではいなかったのだ。

では何かというと、ちょうど小学生の頃に読み始めた少年ジャンプで連載が開始された鏡丈二原作、金井たつお作画の「ホールイン・ワン」である。この作品はのちに「いずみちゃんグラフィティー」でかわいい女の子主人公の少年漫画という当時増えてきたジャンルの作品で人気を博す金井たつおの初連載漫画である。

最初の数話こそアシスタントをしていた本宮ひろしの影響を受けるタッチの描線で描かれた太めで迫力あるスポーツ漫画という雰囲気を持っていたのだが、徐々に独自の細い線で自身の個性ある絵柄に変化していき、折れそうで華奢な女の子のショットのたびのパンチラなど、少年漫画レベルの爽やかお色気も交え、しかも主人公たちが中学生であるということをのぞけば、かなり本格的なゴルフの描写が話をしっかりしたものにさせてとても面白かったのだった。

「猿」は木を削りだしたクラブ一本で戦うという漫画らしい漫画だけれども、「ホールイン・ワン」はゴルフのルールから道具の描写、コースの攻め方など、漫画らしいところももちろんあるけれども、結構ちゃんとしていたのだ。この漫画を読んでウッドとアイアンの違いとか、バーディ、イーグル、アルバトロスなどという名称まで知ったのだ。OBが1打ペナルティとか、グリーン上のボールが落ちてへこんだキズはいいけれどスパイクのキズは直してははダメとか、そんなルールまで知ることができた。

で、父親が趣味でゴルフをやっていたので、そういう話をすると、どこでそんなこと知ったのかと驚いていたけれど、漫画を見せたら結構納得していた。

それでまあゴルフはやってみたいとこれまでも思っていたのだが、なかなかきっかけというものがなかった。そりゃあまあできることならいいスコアを出したいし上手くもなりたいと思う。そう思うのだけれど、独学だとやっぱり一定レベル以上の上達は難しいらしいし、しかも変な癖が付いてしまってそれを直すのが大変だということらしいし。

興味はあれど、実際に取り組むまではまだまだで、ゴルフは漫画の中だけという長い日々がこのあと続くのだ。



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